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妊娠20週 『妊婦健診』

妊娠20週 『妊婦健診』

妊娠20週 『妊婦健診』
院長の一言

■この時期の超音波検査で、赤ちゃんについて多くの情報を得ることができます。
■4D超音波も可能です。うまくいけば顔写真も撮れます。
赤ちゃんが大きくなってきたので、体全体を画面におさめるのは難しくなっています。
■同伴健診のススメ
⇒妊娠、出産、子育てを、(新米)ママ一人で担っていくのは、たいへん厳しいものがあります。核家族、少産少子社会で育った女性が、「初体験、一人ぼっちのお産、子育て」を続けていくのはとても困難な作業と思われます。もちろん(新米)パパの手助けも当てにしたいところですが、パパはママ以上に体験がありません。同伴健診は、妊娠中からパパの親心を育てるのに良い機会です。また今後の援助者として実家や義理のお母さんたちを巻き込むためにも、この超音波検査の機会を利用するのも妙案です。
ご主人には同伴健診してくれるととても嬉しいということを言えば、またお母さんたちには(一般にお手伝いの機会を待っていることが多いので)、こういう機会があることを声かけすれば、ともに喜んで付き合ってくれると思います。
⇒おススメの同伴健診は、超音波検査のある20、24、28、32、36、38、40週ですが、赤ちゃんが大きくなると、一部分しか画面に写りませんので、早い週の同伴健診がおススメです。

■胎動が分かるのは、経産婦では18週ころ、初産婦では20週ころ、と言われています。
■体重増加、大丈夫ですか?前回より1kg以上増えていませんか?
妊娠のこの時期、もっともゆとりのある時期です。食生活を含め、日常生活をもう一度見直しましょう。お腹の赤ちゃんのこと、お産のこと、子育てのことを考える時間、夫婦で話し合う時間を作りましょう。
妊婦健診で大切なことは、妊娠経過の異常を見つけることだけではありません。妊婦健診や母親教室に通うことで、多くの妊娠やお産、子育てに関する情報を得ることができます。自分が持っている知識や経験に、得られた情報を足したり、掛けたりしながら、自分のお産や子育てのイメージを形あるものに作り上げていきましょう。

○次の診察は・・・
とくに変わりがなければ、次回は4週後、24週の健診です。